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ごみ焼却施設前のページに戻る処理対象施設の概要施設規模
「キルン」とは? 「キルン」とはラテン語で窯の意。これまでも物を乾燥させたり、セメントを作ったりする時に使われています。このキルン=熱分解ドラムの中にごみを入れ回転させ空気を遮断した状態で蒸し焼きにすることが大きな特徴です。これは、炭焼き小屋で木炭を作るのと同じ原理です。 発電設備
公害防止基準(排ガス)
ごみ処理の工程ごみピット内にためられたごみは、150~200mm以下に破砕し、熱分解ドラムへ運びます。これを空気のない状態で約一時間、450度で蒸し焼きにし、固形物とガスを生成します。
運ばれてきたごみをピットに投入し、ごみクレーンで投入ホッパへ入れます。そして、熱分解を容易に行うために破砕機でごみを細かく砕き、次の工程へと運びます。
前処理工程で細かく破砕されたごみを、熱分解ドラムへ供給し、空気の侵入を遮断した状態で蒸し焼きにして、熱分解ガスと、不燃物を含んだ熱分解カーボンに分けます。
熱分解ドラムから出てきた熱分解カーボンと不燃物を冷却し、熱分解カーボンと鉄やアルミなどの金属に分別し、回収します。
熱分解工程で生成された熱分解ガスとカーボンを、燃焼溶融炉で空気1.2という少ない空気量と約1,300度の高温で完全燃焼させ、同時に灰分を溶融・スラグ化します。
廃熱ボイラで発生した蒸気を発電などに有効利用します。
高温の排ガスは廃熱ボイラで熱を回収して減温塔で急冷します。その後、除塵用バグフィルタ、脱塩用バグフィルタで有害物質を除去し、クリーンな排ガスを大気中に放出します。
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