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最終処分場設備の紹介

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天井クレーン式埋立工法


本最終処分場では、ごみ処理施設での処理後の脱塩残渣は粉末状であるため、飛散防止を目的として、袋入りで排出されます。埋立に際しては、袋の破損防止、飛散防止に配慮して、袋ごとクレーンで吊り上げて所定の位置に埋立が行えるように天井クレーン方式を採用しています。


鋼板遮水工


遮水工は、厚さ9mmの鋼板を利用して、信頼性を高めています。なお、鋼板を利用した遮水工は、日本で初めてのものです。

底面図
二重遮水工  鋼板(9mm)+アスファルト舗装(50mm)
壁面図
鋼板遮水工  鋼板(9mm)

漏水検知システム

万一、遮水鋼板が破損した場合、漏水があったことを素早く検知するために漏水検知システムを採用しています。その方法は、底面の二重遮水工のアスファルト層と鋼板の間の排水層で集水し、サンプリングピットに集めます。サンプリングピット内に一定量の水が溜まると警報を出し、漏水が分かる仕組みになっています。


浸出水処理

本最終処分場は、屋根があり、かつ、散水を行わないので、浸出水(汚水)は発生しません。
万一大型台風などで屋根が破損して、降雨が埋立地に流入した場合、雨水と脱塩残渣が接触し浸出水(汚水)が発生するおそれがあります。浸出水(汚水)が発生した場合は、埋立地に設置してある2箇所の集水ピットで集水し、ここからごみ処理施設の水処理設備にポンプで送水するシステムにして安全対策を行っています。
ごみ処理施設の水処理設備に送水された浸出水は、浄化処理をされた後、プラント用水として再利用します。

 
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