ガス化炉と溶融炉を一体化したコンパクトな竪型シャフト炉で、ごみの乾燥・予熱~溶融を約4時間で連続的に行います。炉内は高温還元雰囲気に保持されているため、鉛などの低沸点の重金属が揮散し、溶融スラグを無害化します。
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ごみの投入
可燃ごみ、リサイクルプラザ残渣などを一括して投入します。投入部分と溶融炉内は二重シール方式で完全に分離されます。 |
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乾燥・予熱帯(約300℃~400℃)
熱分解ガスでごみを乾燥し、水分を蒸発します。 |
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熱分離ガス化帯(300℃~1000℃)
酸素のない状態で高温にさらされ、ごみの中の有機物が分解して一酸化炭素、水素、メタンなどを含む可燃性のガスを生成します。 |
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燃焼帯(1000℃~1700℃)
ガス化されずに残った可燃残渣が燃焼します。 |
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溶融帯(1700℃~1800℃)
ガス化後の不燃分が高温で溶融され、高品質の溶融物が産出されます。溶融物は急冷後スラグ、メタルに分離して再資源化されます。 |